dTVとAmazonプライム・ビデオは、ともに月額料金が約500円とお手頃価格です。
同じ価格帯なので
「どっちがいいのだろう?同じなんじゃないのかな?」という人も多いかもしれません。
でも、サービスの中身は結構違いがあるんですね。
この両社の違いを知り、どっちがおすすめなのか?知りたい人が多いと思います。
そこで
人呼んでVOD鬼である
私がdTVとAmazonプライム・ビデオを比較し、特徴と違いを浮き彫りにしていきます。
そのうえでこんな人には、こっちが向いていて、おすすめですよと提案していきますね。
理由は読み進めてもらえば理解してもらえると考えます。
目次
dTVとAmazonプライム・ビデオの比較表
dTVと Amazonプライム・ビデオの 比較表 |
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dTV | Amazon プライム・ビデオ |
|
月額料金 | 550円(税込) | 500円(税込) 年会費4,900円(税込) |
視聴方式 | 見放題作品(無料)+ レンタル作品(有料作品) |
見放題作品(無料)+ レンタル作品(有料作品) |
無料お試し期間 | 31日間 | 30日間 |
総動画作品数 | 約120,000作品 | 約30,000作品 |
画質 | 最高画質4K対応 多い画質はHD |
最高画質4K対応 多い画質はHD |
同時視聴数 | 1台のみ | 3台まで |
ダウンロード機能 | ○ | ○ |
再生対応 デバイス |
PC スマホ タブレット TV |
PC スマホ タブレット TV PS4 |
比較表を見ると作品数に大きな違いを感じると思います。
また、それ以外の項目ではそれほど違いがないような気がしますよね。
比較した結果からわかったdTVとAmazonプライム・ビデオの違い
料金の違い
dTVと Amazonプライム・ビデオの 月額料金比較表 |
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月額料金 (税込) |
レンタル作品 (個別課金)の有無 |
無料 お試し期間 |
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dTV | 550円 | 個別課金あり | 31日間 |
Amazon プライム ビデオ |
月額プラン(月払い) ひと月あたり500円 |
個別課金あり | 30日間 |
年間プラン(年払い) 一括払いで4,900円 |
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一括払いをした場合 ひと月あたり408円 |
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学割プランで半額 | 6ヶ月間 |
dTVの月額料金は550円(税込)です。
dTVとAmazonプライム・ビデオともに月額料金以外にかかる費用としては、レンタル作品を視聴する場合です。
レンタル作品の意味がわからない場合は、以下をタップしてください。
視聴する際、月額料金以外に別途課金が必要な作品をレンタル作品といいます。
レンタル作品として配信される傾向としては、おもに新作映画など。
つまり、両社とも新作映画の配信があるということになります。
レンタル作品(個別課金作品)の料金は、1作品あたり200円~500円くらいが相場ですね。
Amazonプライム・ビデオの月額料金は500円(税込)。
年間プランを選択して一括払いをすると、月額換算で408円となり、ひと月あたり92円お得になります。
また、動画配信サービスのなかで唯一、学割プランを提供しているのがAmazonプライムです。
Amazonプライムに登録できる学生専用の「Prime Student」に登録することによって、利用できるサービスは一般会員とほぼ変わりなく、半額の月250円で利用可能です。
ちなみに加入後、月間プランから年間プランに変更ことはいつでも可能です。
いきなり年払いをするのが不安な人は、無料お試し登録時に月間プランを選択。
その後、継続利用したいと思ってから年間プラン(年払い)に変更するのがいいと思います。
月額料金は若干ですが、Amazonプライム・ビデオの方が安いと覚えておきましょう。
特典の違い
dTVとAmazonプライム・ビデオでは特典に違いがあります。
- 会員ランク特典
- 配送料が無料に
- お急ぎ便や日時指定が無料に
- Primeビデオで映画やドラマが見放題
- Prime Musicで音楽が聴き放題
- Prime Readingで無料で本を読める
- Primeラジオが使える
- Kindleが4000円引きで買える
- Kindle本が月1冊無料
Amazonプライム・ビデオは、プライム会員の特典のひとつ。
プライムビデオ以外にも送料無料や、Prime Musicで音楽が聴き放題。
さらにPrime Readingで無料で本を読める。
などなど、嬉しい特典が満載ですね。
アマゾンの通販利用時
- 無料
- 無料
- 無料
- 2,000円以下の買い物で410円
- お急ぎ便で510円
- 日時指定便510円
Amazonの通販を利用していて、送料を支払っている人はプライム会員に登録して、浮いたお金でアイスでも食べましょう(笑)。
ちなみにPrime Readingで無料で読める本はこんな感じです。
プライム会員なら特典で2,356円の本が無料で読める。プライム会員でなければ、2,356円必要になる。
他にも雑誌や漫画、ビジネス書などさまざま本類が無料で読めるようになります。
Amazonプライム会員になっても本当に損はしません。
ひこ逆にAmazonプライム会員じゃない人は損をしているんじゃないかなと思う時があります(笑)。
dTVの特典は、dTV継続月数によって「会員ランク特典」といったものがあります。
応募することで抽選でdポイントがもらえるという特典なんですね。
正直、特典に関してはAmazonプライムの方が嬉しい特典だと感じますね。
総動画作品数に違いがある
dTVは総動画作品数120,000本で、動画配信サービスのなかで上位ですが、その中身に注目。
じつはカラオケ動画が約75,000本。
ライブ映像関連の動画は約7,000本です。
総動画作品数12万作品のうち音楽関連が82,000本となっているので、作品数12万本という数字に騙されないようにしましょう。
dTVと比較してAmazoプライム・ビデオは総動画作品数約30,000本(レンタル作品を入れると約60,000)と少ない。
しかし、配信されている動画作品は、多くの人が興味を持つジャンルであろう、映画(洋画・邦画)ドラマ、アニメ、バラエティーなどが多数を占めます。
多くの人が実際に見たいと思うジャンルの動画作品数はそれほど変わらないと思っていいですよ。
オフライン再生(ダウンロード機能)に違いがある
通勤、通学など移動時間に
通信状況・通信環境を気にせず、動画作品を見ることができるかに影響を与えるため、ダウンロード機能の良し悪しは、使い勝手に影響を与える重要な要素です。
dTVにもAmazonプライムビデオにもダウンロード機能はあります。
しかし、dTVのダウンロード機能はダメですね。
それはオフライン再生をしようとすると、再生時に認証を求められ、オンラインに接続する必要があるからです。
つまり、完全にオフライン再生をすることはできません。
なので、通勤や通学、出張など通信状況や通信環境などを気にせずに利用したい場合は、dTVはおすすめしません。
Amazonプライム・ビデオのダウンロード機能は完全オフライン再生に対応しています。
ダウンロード機能には決定的な違いがあることを覚えておきましょう。
同時視聴に違いがある
dTVとAmazonプライム・ビデオでは同時視聴に違いがあります。
同時視聴とは、同じタイミングで動画を再生すること。そしてその同時視聴の数にも違いがあります。
家族で共有利用する際、同時視聴ができないと誰かが動画作品を見終えるのを待つ必要があるため、使い勝手に影響を及ぼす重要な要素です。
- 同時視聴は規約により不可
- 同時視聴可能
- 同時視聴数の上限3台まで
単純に考えるとdTVは1人利用に向き、Amazonプライム・ビデオなら家族で楽しめる、ということになりますね。
また、家族で楽しめるということは、月額料金・個別課金作品のひとりあたりの負担額を軽減することに繋がり、コスパの向上を見込めます。
テレビで見るのに便利なPS4対応、非対応の違いがある
基本的に動画配信サービスはスマホひとつで動画を視聴することが可能です。
でも、せっかくなら大きなテレビで見たいと思う時があると思います。
その際、便利なものはPS4です。ゲーム機のなかでもPS4を持っている人は多いと思うんですね。
PS4さえあれば
プレイステーションストアから動画配信サービス対応アプリをダウンロードし、ログインするだけでテレビで見ることが可能です。
dTVはPS4非対応で、Amazonプライムビデオは対応していることを覚えておいてください。
契約後にテレビで見たいと思った場合の利便性に影響を与えることになります。
動画ジャンルでdTVとAmazonプライムビデオを比較!違いはどこ?
dTVとAmazonプライム・ビデオを比較!音楽ジャンルならdTVの圧勝
前述しましたが
音楽関連(カラオケ動画・ライブ映像)なら、dTV以上の動画配信サービスはありません。
とくにエイベックス系アーティストのライブ映像を見たい人は迷わず、dTVでいいです。
また、お家でカラオケとかにも向いてるかもしれません。
dTVとAmazonプライム・ビデオを比較!韓国ドラマを見るならdTVの圧勝
dTVと Amazonプライム・ビデオの 韓国ドラマ作品数 |
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韓国ドラマ 総動画配信数 |
韓国ドラマ 見放題作品数 |
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dTV | 450作品 | 約380作品 |
Amazon プライム・ビデオ |
レンタル作品が多く 調査断念 |
約80作品 |
dTVは動画配信サービスのなかで韓国ドラマに関しては見放題作品数上位です。
韓国ドラマを目的として選ぶなら、dTVはコスパいいですよ。
月額料金税込み550円でここまで韓国ドラマを見られる動画配信サービスはありません。
Amazonプライム・ビデオの韓国ドラマの見放題作品数は約80作品。
特徴は、韓国ドラマジャンルに関しては物凄く、レンタル作品が多いこと。
他のサービスでは見放題(無料)作品として配信されているものがレンタル作品になっているケースも目立ちます。
韓国ドラマは話数も多いため、レンタル視聴をすると高額になりがち。
Amazonプライムビデオで韓国ドラマを見るなら、見放題作品のみを利用するのがおすすめです。
韓国ドラマを重視している人はdTVにしましょう。
また、dTVも人気作品にはレンタル作品が多いので、韓ドラをみるなら、どの動画配信サービスがいいのか探している人は以下を参考にしてください。

dTVとAmazonプライムビデオを比較!映画(洋画・邦画)を見るならAmazonプライム・ビデオ有利
dTVと Amazonプライム・ビデオの 洋画・邦画の見放題作品数 |
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洋画 見放題作品数 |
邦画 見放題作品数 |
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dTV | 約700作品 | 約350作品 |
Amazon プライム・ビデオ |
約900作品 | 約900作品 |
課金の必要がない、映画(洋画・邦画)の見放題作品数でdTVとAmazonプライム・ビデオを比較してみました。
Amazonプライム・ビデオの方が、映画の見放題作品数が多い。
しかも、一般的な人気・定番映画作品でも課金が必要ないんですね。
また、新作映画の独占配信も増加傾向にあります。
これは一例ですが、初の実写化映画『刀剣乱舞 継承』の独占配信が2020年6月より始まります。
他にもTVドラマの劇場版第1弾『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が独占配信を予定しています。
映画ジャンルは時間の経過とともに充実度が増してきていて、今後も期待できますね。
お手頃価格で映画を楽しめる動画配信サービスを探しているなら、Amazonプライム・ビデオで間違いありません。
一方、dTVは作品数が少なく、人気・定番映画でレンタル作品(個別課金作品)が多いんですね。
韓国ドラマやカラオケ動画を楽しみつつ、たまには映画も見たいという人なら、いいかもしれません。
dTVとAmazonプライムビデオを比較!アニメならどっち?
dTVと Amazonプライム・ビデオの アニメ作品数比較表 |
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アニメ 総動画配信数 |
アニメ 見放題作品数 |
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dTV | 約550作品 | 約400作品 |
Amazon プライム・ビデオ |
約650作品 | 約600作品 |
dTVとAmazonプライムビデオでは総アニメ作品数に関してはそれほど違いはありません。
しかし、dTVの方がレンタル作品(個別課金作品)が多いため、アニメジャンルではAmazonプライム・ビデオをおすすめします。
dTVのアニメジャンルはキッズ向けアニメが充実しています。
アンパンマンやしまじろうなど、小さなお子さんの居る家庭にはいいかもしれません。
一方、Amazonプライム・ビデオは、大人向けアニメの方が充実しています。
人気・定番アニメは最低限抑えていますし、独占配信のアニメもあるので、サービスの付加価値を感じやすいと思いますね。
学生なら学割でアニメを楽しみ月額250円なので、学生の財布に優しくておすすめです。
ドラマ(国内・海外ドラマ)でdTVとAmazonプライム・ビデオを比較
dTVと Amazonプライム・ビデオの ドラマ(国内・海外)作品数比較表 |
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国内ドラマ 見放題作品数 |
海外ドラマ 見放題作品数 |
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dTV | 約250作品 | 約300作品 |
Amazon プライム・ビデオ |
約500作品 | 約450作品 |
個別課金作品を除いて比較した結果、国内ドラマ・海外ドラマともにAmazonプライム・ビデオが優勢です。
- 彼氏をローンで買いました
- 不能犯
- 花にけだもの
オリジナルって気になりますよね。魅力的に見えるのではないでしょうか。
Amazonプライム・ビデオにもオリジナルの国内ドラマがあります。
- 仮面ライダーアマゾンズ
- 宇宙の仕事
- ガキ☆ロック-浅草六区人情物語-
仮面ライダーアマゾンズは国内ドラマとは言い難いのですが、ここで紹介します。
作品タイトルからして面白そう、実際かなり評判いいですね。
宇宙の仕事は話題作。また、ガキ☆ロック-浅草六区人情物語-はレビューの評価が高い作品です。
これらオリジナル国内ドラマ以外関しては単純に作品数の多い、Amazonプライム・ビデオの方が見たい作品が見つかりやすいと思います。
海外ドラマ
dTVで海外ドラマを見るのはレンタル作品が多く、おすすめしません。
たとえば、ウォーキングデッドや、-TWENTY FOUR-などがレンタル作品だったりします。
これらの作品は他の動画配信サービスでは見放題作品(無料作品)のところが多いんですよね。
Amazonプライム・ビデオは現状において海外ドラマジャンルでそれほど推すことはできません。
しかし、海外ドラマのヒットメーカーである、「HBO」の作品供給が始まり、海外ドラマコンテンツに幅と深さが出てきています。
海外ドラマのアカデミー賞と言われる、エミー賞12冠作品『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ることもできます。
また、他にもHBO作品があるので、満足感は得られると思います。
バラエティーでdTVとAmazonプライム・ビデオを比較!
バラエティージャンルが気になる人の場合は、Amazonプライム・ビデオをおすすめします。
地上波では放送できないような作品がAmazonプライム・ビデオのオリジナル作品にはあり、これまでとは一味違った動画を楽しめます。
- 今田×東野のカリギュラ
- 戦闘車
- バチェラー・ジャパン
- HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル
- 野性爆弾のザ・ワールド チャネリング
一方、dTVのバラエティーは、小さなお子さんの居る家庭では活躍しそうです。
- いないいないばあっ!あつまれ!ワンワンわんだーらんど
- NHKおかあさんといっしょ ファミリーコンサート いたずらたまごの大冒険!
などに加え、理由はわかりませんが、なぜかサンドウィッチマンのライブ動画が豊富ですね。
dTVとAmazonプライム・ビデオあなたにはどっちがおすすめなのか提案
- 手軽に気軽に動画配信(VOD)サービスを利用したい人
- エイベックス系アーティストのライブ映像に興味がある人
- 韓国ドラマが好きな人
- 小さなお子さんの居る家庭
- 同時視聴の関係から少人数での利用
- 手軽に気軽に動画配信(VOD)サービスを利用したい人
- バラエティージャンルの動画を見たい人
- 映画(洋画・邦画)の人気・定番映画を見たい人
- 国内ドラマ・海外ドラマを適度に楽しみたい人
- 同時視聴の関係から4人家族くらいまでの共有利用ができる
- 特典の関係で普段からAmazonを利用している人なら送料無料などメリット盛りだくさん
まとめ
dTVとAmazonプライム・ビデオでは基本的にAmazonプライム・ビデオをおすすめします。
dTVは動画作品数12万本となっていますが、その約三分の二が音楽関連の動画です。
ある特定の人にはメリットがあるのは事実。
しかし、もし音楽関連ジャンルの動画に興味がなければ、見られる動画作品は少なく、さらにレンタル作品も多い。
一方、Amazonプライム・ビデオは特典も豊富で、どのジャンルの動画もじゅうぶんとは言えないまでも、一定レベルの動画の質・数を揃えています。
特典もあることから、失敗しない、損をしない動画配信サービスがAmazonプライム・ビデオです。
dTVとAmazonプライム・ビデオともにお試し期間として無料で利用できる期間があります。
自分に合わない場合は、期間内に解約をすることで無料で利用できるので、お気軽に試してみてください。
学生さんなら、さらに安い

最新の配信状況は各(dTV、Amazonプライム・ビデオ)公式サイトにてご確認ください。